【レビュー】おすすめのイヤホン:Campfire Audio IO

2019年9月4日

Campfire Audio IO
Campfire Audio IO
Campfire Audio バランスドアーマチュア型イヤホン IO 【CAM-5324】

人気の高いIEMメーカー、Campfire Audioの新作イヤホン「IO」はこれまでにない音作りで話題をさらっています。

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ビルドクオリティ

Campfire Audio製品のビルドクオリティは高品質だと評価されています。とくにこのIOはエントリークラスに近い価格ながら、上位機種と同等である、ALO AudioのRitzケーブルを使っており、ハウジングも上位機種と全く同じ工作精度です。ビルドクオリティ面でのコスパは非常に高いと言うことができます。

仕様など

イヤホン筐体(フェイスプレート) アルマイト加工処理アルミニウム(ガーネットレッド) + 24Kメッキスクリュー
イヤホン筐体(ボディ) アルマイト加工処理アルミニウム(ガーネットレッド)
イヤホン筐体(ノズル) ステンレススティール
ドライバー バランスドアーマチュア型(BA型)
ドライバー構成 2 ドライバー
Low x 1, High x 1
採用技術 Tuned Acoustic Expansion Chamber(T.A.E.C)
周波数特性 5Hz – 22kHz
感度 109 dB SPL/mW
インピーダンス 26Ω(at 1kHz)
ケーブル導体 銀メッキ銅導体
ケーブル長 約120cm
イヤホン端子 ベリリウム銅加工されたMMCX端子
入力端子 3.5mm ミニ端子
付属品 Smoky Jacket Litz Wire Earphone Cable
Premium Campfire Audio Leather Earphone Case
Protection Sleeve
イヤーチップ(シリコン, フォーム, E-Type イヤーチップ)
クリーニングツール
保証書(1年間)

https://www.mixwave.co.jp/dcms_plusdb/index.php/item?category=Consumer+AUDIO&cell002=Campfire+Audio&cell003=IO&id=104

音質

Campfire Audio自身がこれまでにないほど調整を繰り返したというIOは、特徴的な音質を持っています。

低域はほのかに温かいサウンドを持っています。低域は充分に深く、やや中域を広く見せるために下方向に重心が下げられています。そのため中低域は下の方のベースラインをよく聴かせるバランスになっています。

中域は豊かな印象を与えます。下の方には低域からつながる温かみがあり、音場は聞き心地の良いバランスに整えられています。ボーカルはANDROMEDAほどくっきりしていませんが、中域の真ん中で充分なふくよかさを持ち、確かな厚みを持って聞こえてきます。分離は良く、定位感の明確性を妨げるものはないでしょう。中域の上の方ではギターやパーカッションにタイトさを与えるスピード感と精彩に満ちた音域があり、ロックやポップスでは活きの良いリズムを刻んでくれます。

高域は派手な感じはありませんが、メリハリ感があり、尖りも抑えられていて、なめらかによく伸びています。弦楽には透明感があり、シンバルに適度な空気感が感じられ、金管にも充分な粒立ちがあります。IOの高域は暗くはありませんが、明るすぎもしない適度な明度を持っています。聞き疲れしないように、硬い質感が感じられるあたりにはマイルドなロールオフも加えられています。

サウンドステージは良好で充分な広がりと奥行き感を持っています。このIEMは低価格でANDROMEDAに似た音質を提供しますが、よりパワフルな印象を受ける音を持っています。低域は強調されていませんが、充分に精彩のある音なので、ATLASと聞き比べてみるのも面白いでしょう。

コストパフォーマンス

コストパフォーマンスは非常に高いです。10万円以上するANDROMEDAに劣らないビルドクオリティの製品であることもそうですが、音質的にも独特の良さがあり、上位機種とはまた違った味わいがあります。エントリークラスだからと言って侮らないで下さい。ANDROMEDAやATLAS、SOLARISといった高額機種を愛しているリスナーさえ、このIOに独自のCampfire サウンドを見出すはずです。

より詳しい情報

より詳しい情報については以下のレビューを参考にして下さい。

【レビュー】CampfireAudio IO:ぶっとい眉毛のように中高域が目立つ独特の骨太な表現力を持つ。これが意外と面白い | audio-sound @ premium

最初は中高域のインパクトにびっくりさせられて、「なんじゃこりゃ?」って思ったけど、聴き込んでみたら、むしろ楽しくてハマリました。これは個人的に「あり」です。 一番いいなって思ったのはやっぱりロックかな。ただボーカル周りの清潔感と濃厚感の出し方が意外とうまいんで、アニソンとかバラードとかR&BとかJAZZとか、案外悪くないなっていうか、これはこれで万能な音質かもしれないと思えるくらいにはちゃ

Campfire Audio IO

9.1

装着感

8.5/10

高音

8.5/10

中音

9.0/10

低音

8.5/10

コスパ

10.0/10

お気に入り度

10.0/10

Pros

  • コストパフォーマンスが良い
  • ビルドクオリティが高い
  • 中域の充実感
  • 充分に出ている低域
  • マイルドな高域
  • ボーカルがきれい

Cons

  • 少しゴツい装着感
  • 厚みのある音質

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