【レビュー】おすすめの完全ワイヤレスイヤホン:Noble Audio FALCON

2019年11月5日

Noble FALCON
Noble FALCON
Noble audio FALCON (NOB-FALCON)トゥルーワイヤレスイヤホン完全ワイヤレス

カスタムIEMの世界で絶大な人気を誇るメーカーの一つ、Noble Audioから完全ワイヤレスイヤホンが発売されました。ウィザードと呼ばれる音質調整の粋が込められた、期待の完全ワイヤレスイヤホンです。

【特集】価格帯別で選ぶ!5000円以下!コスパのよいおすすめ完全ワイヤレスイヤホン【左右分離型】[2019/11/12 最新版] - audio-sound @ hatena

今回は人気のワイヤレスイヤホンの中から、実際に使ってみて特にコスパが高いと思われる機種を紹介します。去年までの完全ワイヤレスモデルの傾向というと、低価格帯完全ワイヤレスモデルはあまり質が良いものがなく、有名メーカー製は高すぎて高嶺の花という感じでした。しかし、2018年になると有名メーカー製もラインナップが充実し、低価格モデルは洗練されて、中にはメーカー製と渡り合える実力派も出てきました。今日は皆さんに、より抜いた粒ぞろいの実力派イヤホンたちを紹介します。  なお、めんどくさい人は「一番のオススメは?」のところから確認してください。 5000円以下のオススメモデル  この価格帯は完全ワイヤレスイヤホンとしては底辺で、エントリークラスになります。安いモデルは3000円を切る価格からありますが、一定の実力があるモデルは3000円以上のモデルがほとんどです。 Dudios Zeus Ace Zagzog TWS-M3 Eleoption N09 Orit OR01 MEBUYZ E18 SRUIK D09 TaoTronics SOUNDLIBERTY 53 GUSGU GSG-T10 Enacfire Future Plus  この機種は EnacFire Future のマイナーチェンジバージョンでイヤホン本体にはほとんど改良が加えられていません。充電ケースだけ、モバイルバッテリー機能付きの大容量のものに変更されており、いわゆる「モンスタースペック」系になりました。Futureの弱点が最大再生時間の短さだったので、この変更は適切に思えます。  音質はFuture譲りの重厚感のあるフラットサウンドで、SoundPEATS系イヤホンに多い、低域重視サウンドです。高域は比較的おとなしく、どちらかといえば低域が張り出してライブ感を強調します。没入感の高いサウンドで外音遮断性が高めなので、外出時に音楽に没頭したい人にはおすすめできます。 UENO WA-X1(F8) FEYCH NB-T01 Hiyoo A66(A8-C5) EnacFire E18 plus  E18 Plusという名前ですが、 Future Plusと違って元となったE18がどの機種かは不明です。 MEBUYZ E18の可能性もありますが、音質やデザインにかなり変更が加えられているので、イヤホン本体は Future と大差なかったFuture Plusと違ってほとんど別機種です。  音質的にはフラットに近いですが、低域はやや抑えめで、中高域以上にフォーカスがあります。そのため、ハイファイ感がある見通しの良い透明感のある音質になっているのが特徴で、現代的なEDMやアイドルソング、アニソンと相性が良いです。  この価格帯では珍しく、高音質コーデックaptXに対応しているのも特徴で、通信安定性が高めです。

これまでの完全ワイヤレスイヤホンとは一線を画す

Noble Audioは 2013年10月にジョン・モールトン博士によりカリフォルニア州サンタバーバラに設立された、イン・イヤー・モニター(IEM)タイプのイヤホンを専門とするオーディオブランドです。現状では世界最高峰のモニターイヤホン製作会社の一つとなっており、多くのオーディオファン、アーティストを魅了し続けています。

後に詳しく述べますが、このFALCONにもそのNobleの魔法とも言えるチューニング思想が生かされており、これまでの完全ワイヤレスイヤホンの水準を越えた音を鳴らしてくれます。

イヤーピースにもこだわりが見られ、オーディオファンの間で人気がある、eProの高級イヤーピース「Horn-Shaped Tips」の完全ワイヤレスイヤホン向けのカスタム限定版が付属しています。

仕様など

https://nobleaudio.jp/falcon/より

通信品質

QualcommのQCC3020チップを搭載し、TWS+にも対応しています。TWS+は一部のスマホでしか使えないので、現状でそれほど利点が多いわけではありませんが、QCC3020は通信品質が高めです。

このFALCONも通信品質は高めで、人混みが混雑するところを除いては、ほとんど接続が切れることはありません。

バッテリー性能

イヤホン単体の連続再生時間は8時間、ケース込みで最大40時間音楽再生を持続できます。完全ワイヤレスイヤホンとしては優れたスペックを持っています。

防水性能

IPX7です。 水泳や風呂場での使用も問題ありません。短時間なら水没させても大丈夫という高い防水性能になります。これを着けてシャワーを浴びても問題ありません。そこまで高い防水性能は必要ないって思うかも知れませんが、防水性能が高い方が機密性が高く、内部部品が外環境から守られているので、より長く使える可能性が高いです。

[水の侵入に対する保護等級]
0級:特に保護がされていない
1級:鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形)
2級:鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形)
3級:鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形)
4級:あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
5級:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
6級:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
7級:一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
8級:継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)

https://www.goodspress.jp/howto/11516/2/

付属アプリが実装予定です

まだリリースされていませんが、今後付属アプリがリリースされ、イコライザー機能などが搭載される予定です。ますます楽しみの幅が広がるので期待しています。

音質

ウィザードチューニングの面目躍如といった音質です。発売前からその音像の明確さが高く評価されていて、話題を呼んでいました。色の鮮やかさは抑えられいますが、奥行き感と抜けの高さに丁寧な配慮が加えられており、低域も適度な存在感で聞こえます。うるさいところがない音です。解像度感が高く、音場の見通しにも優れており、音の立ち上がりも非常にわかりやすく表現されます。それでいて、聴き心地も安定しており、音に無愛想な感じもありません。

決して派手な音ではありませんが、多くの人が魅力的な音だと感じるでしょう。オーケストラを聴いてみて下さい。音は静かに、荘厳に、しかも雄大な広がりを持って聞こえてくるはずです。ロックやEDM、ヒップホップはどうでしょう?しつこくなく、リズム感と少し落ち着いた自然なボーカル表現で丁寧に聴かせてくれるはずです。この音は万能です。

コストパフォーマンス

コストパフォーマンスは文句なく高いです。とくにこれまでの完全ワイヤレスイヤホンで解像度が物足りなく感じていた人には魅力的に映るはずです。現状では2万円以下の完全ワイヤレスイヤホンの中では、最良の選択肢の一つと言えるでしょう。

より詳しい情報

より詳しい情報については以下のレビューを参考にして下さい。

Noble FALCON

9.1

装着感

8.0/10

バッテリー

9.5/10

通信品質

9.0/10

防水性能

9.0/10

高音

9.0/10

中音

8.0/10

低音

9.0/10

コスパ

10.0/10

お気に入り度

10.0/10

Pros

  • コスパが良い
  • 通信品質が安定
  • バッテリー性能が優秀
  • 聴きやすい音質
  • 解像度が高い
  • 爽快感がある
  • 清々しい音
  • 低域の迫力も充分

Cons

  • 人によっては尖りが強い音
  • 中域の不足
  • コントラストに欠ける

【特集】デジタルオーディオプレーヤー最新おすすめ機種紹介[Cayin N6II/Hiby R6 PRO/ONKYO GRANBEAT/iBasso DX220] - audio-sound @ hatena

【1】DAPにも変革の時代!音楽シーンの変化が来ている  今回の特集はデジタルオーディオプレーヤーを扱います。この記事では私が個人的観点で選んだおすすめ機種を紹介しますが、しかし、その前にどういう選好で私が今回の特集記事のDAPを選んだかを説明することは有益であるように思われますので、しばし説明させていただきたく思います。 ...