【レビュー】おすすめのイヤホン:I-INTO i8

2020年3月15日

I-INTO i8
I-INTO i8
イヤホン 高音質 重低音 有線 カナル型 イヤフォン ノイズキャンセル 3DD 6ドライバ搭載 マイク付き i8

I-INTOという中華メーカーのイヤホンです。元々知名度の薄い中華メーカーの中でも特に知られていないメーカーのようですが、比較的低価格で3発ものダイナミックドライバーを搭載しているのが特徴です。

ビルドクオリティ

付属品の多さで、ごく一部でわずかに人気のあった低価格中華イヤホンであるVJJB V1と同じようなデザインをしており、おそらく同系統のキットを使っています。

ビルドクオリティは低価格の割に高く、半透明なシェルの内側にドライバーが透けて少しかっこいい印象を受けます。ハウジングは耳への収まりがよく、長時間のリスニングにおいても快適性が高いです。

仕様など

音質

低域重視の音質ですが、3基のドライバーを積んで余裕があるのか、高域方向も比較的良く拡張されています。

低域は深掘り感に優れ、かなり深いところまで表現されます。低域は均一に強調されている印象があり、重低音の存在感がしっかりと感じられるため、エレクトロダンスミュージック(EDM)向きの低音に思えます。やや支配力が強いですが、中域を追い隠すことはありません。

低域がやや前面に出てくるにも拘わらず、中域もそれほど引っ込んだ感じはありません。なめらかに低域とつながっており、色味はニュートラルです。比較的広めにサウンドステージを感じさせてくれます。

高域はニュートラルで自然でなめらかです。マイルドな印象を受ける音で刺さりは無く、聞き疲れしないように調整されています。

コストパフォーマンス

ビルドクオリティも充分に高く、音質も低域がやや目立つものの、ニュートラルで自然な色味があり、聞き疲れしない音です。コスパは悪くありません。

I-INTO i8

8.1

装着感

8.0/10

高音

7.5/10

中音

8.0/10

低音

8.5/10

コスパ

8.5/10

Pros

  • ビルドクオリティが高い
  • 装着感が良好
  • バランスの取れた音質
  • パワフルで深掘り感のある低域
  • 聞き疲れしにくい

Cons

  • 低音が支配的