【レビュー】おすすめのイヤホン:SENNHEISER CX300S
オーディオの名門SENNHEISERのエントリークラスイヤホン、CX300SはSENNHEISERらしい、手堅い作りです。
ビルドクオリティ
デザインに目新しさも奇抜さもありません。至って普通のカナル型イヤホンのデザインをしています。イヤーピースの開口部に特徴的なラインがある以外は、堅実なデザインである意味、退屈ささえ覚えます。ビルドクオリティは標準的なレベルは充分に満たしています。
仕様など
型番:CX 300S BLACK、CX 300S WHITE、CX 300S RED
JANコード:4044155245066、4044155245073、4044155245080
Art. No.:508593、508594、508595
本体重量:約12g
型式:ダイナミック・カナル型
ケーブル長:1.2m Y型
プラグ形状:3.5mmステレオミニプラグ L型
インピーダンス:18 Ω
周波数特性:17 ~ 21,000Hz
感度:118 dB
保証期間:2年
付属品:イヤーアダプターセット(XS/S/M/L)、 ソフトポーチ
パッケージサイズ:115 × 37 × 195 mm
パッケージ重量:約92ghttps://www.sennheiser.co.jp/sen.user.Item/id/1312.html
■発売日 :2019年2月28日(木)
■Web掲載日、予約、展示開始日:2019年2月21日(木)
■価格:オープンプライス
※店頭想定売価 6,500円(税別)
音質
SENNHEISERらしい低域に一定の厚みを持たせた豊かなサウンドが味わえます。
低域はよく構築されています。マッチョで豊かなボディを持つベースが暖かな音を奏でてくれます。決して圧倒的な量感を持つ音ではありませんが、ゆったりと空間に広がっています。やや暗めの太い音を奏でます。
中域ではボーカルは少し前面に出てきています。アコースティックギターは鮮明に聞こえます。中低域では弦楽やピアノに厚みが感じられ、このバランス感覚が万能にポップス、ロックからJAZZ、ブルース、クラシックまで比較的万能に楽しませてくれます。
高域ではまず弦楽に豊かな伸びがあり、クラシックファンを満足させてくれるでしょう。一方で打楽器にはシャッキリした締まりがあり、リズムを明瞭に楽しませてくれます。高域は明るさはそれほど強くなく、刺さりは抑えられています。
コストパフォーマンス
SENNHEISERらしい音作りで、やや厚みのある形で万能に音楽を聴けます。「豊か」という表現がふさわしく思えるでしょう。しかし、エントリークラスとしては7000円程度という少し難しい価格設定がされています。少しお金を出せば10000円手前の上位機種に手が届く値段であり、5000円以下の機種と比べると割高に見える感じがあります。値段が落ち着くのを待ってみるのも良いでしょう。
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