【レビュー】おすすめの中華イヤホン：QOA Gimlet

2023年3月9日2023年3月13日

QOA Gimletは、金属製のイヤホンで、重さは軽くないですが、私は長時間装着しても疲れを感じませんでした。金色のQoAロゴが付いた白い本体と、白と金のケーブルが美しく調和しています。音質は、十分な重低域とクリーンで明瞭な中低域が特徴で、比較的隆起した中域があります。ハイレンジは伸びやかで、音のディテールも細やかに聞き取れます。

パッケージ＆ビルドクオリティ

パッケージは非常にシンプルで、外観がプロフェッショナルであると思われます。IEM、ケーブル、非常に素晴らしいストレージ＆キャリングケース、2つのスタイルの6つのチップセットが含まれています。すべてがきちんとパッケージ化されており、ブランド名がチップを含む小さな袋に入っているため、品質のあるIEMであるという印象を与えます。ビルドについては、IEMおよびケーブルの両方ですべてがしっかりと作られているため、この点に関しては何も不満を感じません。

音質

QOA Gimletの音質はとても良く、重低域には低音の低いランブルがあり、中低域はキレがあって音が濁ちません。中域は中心部にディップがありますが、歌声やアコースティックギターには影響がなく、ギターの音色は少し暖かみがあり、非常にリアルです。アッパーミッドにはボーカルの存在感があり、高音域では楽器の細かいニュアンスが聞き取れ、シビランスも少なめです。音の詳細さと音場も良く、イメージプレースメントとボーカルのレイヤー間のスペースも良い。ただし、Gimletの遮音性は平均以下であり、騒音の多い環境では使用をお勧めしません。

低域

低域については、低音が豊かで、迫力があります。ロックなどを聴けば、低音が十分に表現され、しっかりと制御されていることがわかります。このIEMは重低域を好む人向けではないかもしれませんが、同じ価格帯のIEMと比較しても、量と質ともに優れていると思います。

中域

中域には、中心部に少しディップがありますが、ボーカルやアコースティックギターには影響がなく、むしろギターの音色はやや暖かみがあり、非常にリアルであると感じました。

高域

高域には、音の延長感と空気感があり、ディテールが現実的で、特定のピークによって人工的に誇張されることはありません。シビランスも過剰に現れることはなく、耳障りさのない快適な高域です。

音場

音場については、広大で巨大な音場の印象を与えるものではありませんが、平均よりも優れています。イメージの配置やボーカルレイヤーの分離感は良好で、全体的な空間感も良いと感じました。

より詳しい情報

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