【レビュー】徹底比較!NUARL NT01AX vs AVIOT TE-D01d

2019年5月30日

NUARL NT01AX
NUARL NT01AX
NUARL NT01AX HDSS トゥルーワイヤレス ステレオイヤホン (ブラックゴールド)

【特集】価格帯別で選ぶ!5000円以下!コスパのよいおすすめ完全ワイヤレスイヤホン【左右分離型】[2019/11/12 最新版] - audio-sound @ hatena

今回は人気のワイヤレスイヤホンの中から、実際に使ってみて特にコスパが高いと思われる機種を紹介します。去年までの完全ワイヤレスモデルの傾向というと、低価格帯完全ワイヤレスモデルはあまり質が良いものがなく、有名メーカー製は高すぎて高嶺の花という感じでした。しかし、2018年になると有名メーカー製もラインナップが充実し、低価格モデルは洗練されて、中にはメーカー製と渡り合える実力派も出てきました。今日は皆さんに、より抜いた粒ぞろいの実力派イヤホンたちを紹介します。  なお、めんどくさい人は「一番のオススメは?」のところから確認してください。 5000円以下のオススメモデル  この価格帯は完全ワイヤレスイヤホンとしては底辺で、エントリークラスになります。安いモデルは3000円を切る価格からありますが、一定の実力があるモデルは3000円以上のモデルがほとんどです。 Dudios Zeus Ace Zagzog TWS-M3 Eleoption N09 Orit OR01 MEBUYZ E18 SRUIK D09 TaoTronics SOUNDLIBERTY 53 GUSGU GSG-T10 Enacfire Future Plus  この機種は EnacFire Future のマイナーチェンジバージョンでイヤホン本体にはほとんど改良が加えられていません。充電ケースだけ、モバイルバッテリー機能付きの大容量のものに変更されており、いわゆる「モンスタースペック」系になりました。Futureの弱点が最大再生時間の短さだったので、この変更は適切に思えます。  音質はFuture譲りの重厚感のあるフラットサウンドで、SoundPEATS系イヤホンに多い、低域重視サウンドです。高域は比較的おとなしく、どちらかといえば低域が張り出してライブ感を強調します。没入感の高いサウンドで外音遮断性が高めなので、外出時に音楽に没頭したい人にはおすすめできます。 UENO WA-X1(F8) FEYCH NB-T01 Hiyoo A66(A8-C5) EnacFire E18 plus  E18 Plusという名前ですが、 Future Plusと違って元となったE18がどの機種かは不明です。 MEBUYZ E18の可能性もありますが、音質やデザインにかなり変更が加えられているので、イヤホン本体は Future と大差なかったFuture Plusと違ってほとんど別機種です。  音質的にはフラットに近いですが、低域はやや抑えめで、中高域以上にフォーカスがあります。そのため、ハイファイ感がある見通しの良い透明感のある音質になっているのが特徴で、現代的なEDMやアイドルソング、アニソンと相性が良いです。  この価格帯では珍しく、高音質コーデックaptXに対応しているのも特徴で、通信安定性が高めです。

2019年最初の四半期を席巻した人気No.1機種、NUARL NT01AX

2019年4月現在、価格コムランキングで不動の1位を獲得している人気機種がNUARL NT01AXです。完全ワイヤレスとは思えない高音質を2万円以下という価格で実現しており、通信品質やバッテリー性能が高いこともあって、人気が人気を呼ぶ状態になっています。

コスパではNUARL NT01AXを越える?AVIOT TE-D01d

一方価格コムのランキングで同じく不動の2位を獲得している機種がAVIOT TE-D01dです。こちらは発売はNUARL NT01AXより遅れましたが、使い勝手や音質面でNUARL NT01AXに似ていた上に販売価格が5000円以上安かったため、品薄が続いていたNT01AXの代替機として人気が出ました。NUARL NT01AXと同じ製造元が作っているようですが、完全ワイヤレスではNT01AXと人気を二分しています。

AVIOT TE-D01d
AVIOT TE-D01d
AVIOT 日本のオーディオメーカー Bluetooth イヤホン 完全ワイヤレス TE-D01d (ネイビー)

防水性能は同等

両者はほぼ同じ基本モデルを使っていると考えられ、防水性能は両者ともIPX4で同等です。IPX4は小雨程度の雨なら問題なく使えるレベルですが、水没には耐えられないので、水たまりに落としたりしたら壊れる可能性がありますから、基本的に雨天時は使用を控えた方が良いです。防汗程度の防水性能と考えた方が良いです。

[水の侵入に対する保護等級]
0級:特に保護がされていない
1級:鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形)
2級:鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形)
3級:鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形)
4級:あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
5級:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
6級:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
7級:一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
8級:継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)

https://www.goodspress.jp/howto/11516/2/

バッテリー品質はTE-D01dが総合的に勝る

イヤホン単体のバッテリー品質はどちらもほぼ同等です。TE-D01dは最大9時間、NT01AXは最大10時間ですが、実質的な差はほとんどありません。

バッテリーケース込みになるとTE-D01bが最大100時間以上、NT01AXが35時間とこちらはTE-D01dの圧勝になります。両者のケースデザインはそっくりですが、TE-D01dのケースはモバイルバッテリー機能が付いた上位版らしく、機能性ではNT01AXに勝ります。

音質はどちらも低域から高域までワイドレンジ

ここまで両者にほとんど差が無く、実質的にTE-D01dのほうがバッテリーケースの分だけ優れている感じがありますが、NT01AXが価格コムで1位を取っている最大の理由がその音質です。

TE-D01dとNT01AXはおそらくドライバー仕様やハウジングのデザインはほとんど共通していると思われますが、NT01AXにはHDSSという音響技術が使われています。この音響技術は一種の吸音材でハウジング内部の反響を調整し、音の歪みをなくして立体感を出すと言われています。

実際NT01AXの音を聴けば明らかに高域ののびやかさが自然でスムーズ、中低域にもボリューム感があり、ウォームな印象にも関わらず、音に混濁したところがなく、中低域に厚みがあるのに篭もらず、すっきり聞こえるという感覚を味わうことができるはずです。普通は中低域に厚みがある場合、多少なりとも篭もった印象を受けやすく、「高域が埋もれる」感覚が出るものですが、この機種では高域がしっかり伸びてきます。

こうしたNT01AXの音は優雅で、充分な膨らみを維持しながら聞こえてくる自然な味わいがあり、この点が高く評価されています。この音は万能性も高い音で、ベースに充分な厚みが出ながらシンバルも発色良く分離して聞こえますし、ボーカルも埋もれません。そのため、クラシックからロック、JAZZ、エレクトロダンス、ラップに至るまでほぼあらゆるジャンルで聴き応えを感じることができます。

それに比べると、TE-D01dも同じく低域から高域まできれいに聞こえますが、中域にあふれ出ながらも分離が良いNT01AXの厚みのある音場表現に比べると、少しスカスカした感じがあり、キラキラ感も露骨で、中域も露骨に迫ってくる感じが少し強いと思われます。一番の違いは高域音の出方で、NT01AXが立体的に活き活きと伸びてくる高域であるのに対し、やや後ろの方から伸びていく感じで、ダイナミックさに若干欠けます。

そのため聞き比べた多くの人が、音の明瞭感はTE-D01dのほうが高い印象を受けながら、全体としてダイナミックさと音の聴き心地はNT01AXのほうに説得力を感じるという結論に至っています。

TE-D01dにはAVIOTらしい声優ナレーションガイダンス

密かに見逃せないポイントとして、AVIOT TE-D01dは音声ガイダンスが日本語でしかも声優を起用しているため、聴き心地が良いガイダンスを楽しめます。少しかわいい感じの声なので、好みを分けるところはあるでしょうが、AVIOTはこういう細かいところまで作り込んでいます。

是非聞き比べて欲しい2機種

世界的に大人気のAirPodsもいいですが、この2機種は音質面ではAirPodsを凌駕しているという声がほとんどというほど評価が高く、完全ワイヤレスイヤホンの新時代を感じさせる機種です。どちらも完全ワイヤレスイヤホンらしからぬ高低にワイドレンジな音を出し、AirPodsに劣らぬほど通信安定性も高い機種です。

店頭で見つけたら是非試聴してみてください。その音質にはちょっと驚くんじゃないかと思います。

参考レビュー

各機種の詳しい情報については以下のレビューを参考にしてください。

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