【レビュー】おすすめのイヤホン:final E1000
final Eシリーズでも最も廉価なクラスの1つになりますが、音質では妥協していないと評判です。
ビルドクオリティ
E1000は非常に小型なイヤホンです。ビルドクオリティは価格を考えると標準以上です。
仕様など
型番
https://snext-final.com/products/detail/E1000
FI-E1DPLBU(BLUE)、FI-E1DPLRE(RED)、FI-E1DPLBL(BLACK)
筐体
ABS
ドライバー
6.4mmダイナミック型
ケーブル
OFCブラックケーブル
感度
102dB/mW
インピーダンス
16Ω
質量
15g
コード長
1.2m
音質
finalのイヤホンは一般的にウォームなサウンドで知られています。このE1000もご多分に漏れず、やや暖かです。そのおかげで音楽に熱の篭もった生命的なプレゼンテーションがあり、finalのイヤホンを好む人はこの音質に魅了されています。
低域は量感が充分にあり、深さもかなり表現されます。ベースとドラムの描き分けには明快さがあります。
暖かな中域が広がっています。ボーカルは情緒に溢れ、感情的な色づきを持っており、低価格でもfinalらしい音作りがされていることがわかります。女性ボーカルは男声に比べてもう少しさわやかに聞こえると思います。
シンバルはカリカリと硬めです。ウォームな中域に比べると尖りが目立ってやや落ち着きがない印象があり、多少の刺さりを感じるかも知れません。高域は明るさはそれほど強調していないようです。
コストパフォーマンス
価格帯の中で、E1000は比較的魅力を感じる製品です。ビルドクオリティ、低域のディテール、中域の聴きやすさ、高域のとっかかり、すべての音域で音のバランスがよく、低価格モデルにも拘わらず、finalらしい明確なサウンドイメージが再現されています。
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