【レビュー】おすすめの中華イヤホン:Tripowin TR10
Tripowinの5BAイヤホンです。明るいサウンドが好きなら、悪くないかもしれません。
ビルドクオリティ
デザインはかなり大きく、耳からも出張ってしまうところがあります。ビルドクオリティは悪くありませんが、耳が小さい人にはいささか大きすぎるように思われ、装着感が合わない可能性があります。
仕様など
ブランド:TRIPOWIN
モデル:TP10
イヤホンタイプ:インナーイヤホン
ケーブル長さ:1.25±0.03m
感度:98dB
インピーダンス:15Ω
周波数範囲:20-40000Hz
重量:3g
プラグタイプ:3.5mm
コネクタタイプ:0.75mm2pin
アーマチュア型ドライバー:
二つ30095アーマチュア型ドライバー
二つ29689アーマチュア型ドライバー
一つ22955アーマチュア型ドライバー
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音質
音質的には高域で派手さが目立つブライトサウンドになります。
低域
残念ながら低域はあまり量感的に優れておらず、低域を好むリスナーに対する訴求力はありません。低域は清潔で、タイトです。リズムコントロールが良く、膨張感のない低域を求めているリスナーには比較的魅力的かもしれませんが、あまり温かみのない音です。
中域
低域に温かみがないために、男性ボーカルは薄味に聞こえやすいです。低域が少ないおかげで、中域には詳細さがあります。女性ボーカルやギター音は低域より前面に出てきてくれるでしょう。
高域
中高域にピークポイントがあります。音質は派手さでいささかアタックが強く、聞き疲れしやすいところがあります。サ行の刺さりは気になるかもしれません。シャープネスが高いために高域のディテールは緻密で詳細に思えるかもしれませんが、落ち着きはありません。
サウンドステージ
横幅の広さは悪くありません。
コストパフォーマンス
詳細で明るい高域が好きなら、この機種は選択肢に入るかもしれません。高域が好きでない人にはあまりコスパが良いとは思えないでしょう。
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