【レビュー】おすすめのイヤホン:Pioneer SE-CH3T
Pioneerのグラフェンコート振動板を使ったハイレゾ対応エントリークラスイヤホンが音質が良いと人気になっています。
ビルドクオリティ
シンプルなデザインですが、カラーバリエーションが豊富で好みの色を選べます。低価格イヤホンなので驚くほどビルドクオリティが高いわけではありませんが、アルミハウジングは高級感があってチープさとは無縁です。
耳にコードを掛ける装着法、いわゆるシュア掛けにも対応していて、装着感やタッチノイズを調整できるようになっています。もちろんケーブルを耳から下に垂らしても使えます。ハウジングがスリムなので、耳穴が小さい女性でも気持ちよく装着できます。
仕様など
型番 SE-CH3T
https://pioneer-headphones.com/japanese/premiumsound/ch3.html
型式 密閉型ダイナミック
再生周波数帯域 8 Hz ~ 40 000 Hz
インピーダンス 16 Ω
最大入力(JEITA) 100 mW
出力音圧レベル 102 dB
ユニット口径 φ5.5 mm
接続コード 1.2 m
プラグ φ3.5 mm L型4極ステレオミニプラグ(金メッキ)
質量(コード含まず) 3.1 g
付属品 イヤホンチップ(シリコン)S/M/L
COLOR BLACK(B)RED(R) GOLD (G) SILVER (S) PINK (P)
音質
グラフェン振動板は一般的に高域の解像感を改善すると言われていますが、このイヤホンはむしろ低域の存在感が強い調整になっています。厚みのあるドラムとベースが混濁せずにしっかり分離されて聞こえるタイトな低域が一番の魅力です。
中域は少し暗めでドライになりやすい音で、男性ボーカルに渋みが感じられます。ギターやピアノにも深い色合いが出るので大人びた音でロックやJAZZを楽しむのに向きます。高域はグラフェン系にありがちな煌めきの強い音を期待していると、肩すかしを食うかも知れません。ナチュラルな色合いで中低域に寄り添った感じの音で濃厚感をかき乱しません。
コストパフォーマンス
音質と使い勝手の良さは低価格機種ではかなり完成度が高く、優秀なコスパを感じさせます。デザインもオシャレで癖がありません。カラーバリエーションが多く、しかもヴィヴィッド系からファンシー系まで表情豊かな色が用意されているので好みに合わせやすいです。
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