【レビュー】おすすめの完全ワイヤレスイヤホン：NUARL NT01B

2019年1月19日2019年5月30日

【ポイント10倍】【新製品】トゥルーワイヤレスイヤホン Bluetooth NUARL ヌアール NT01B ブラックシルバー【NT01B-BS】高音質左右分離型完全ワイヤレスイヤホンイヤフォン【送料無料】【1年保証】

NUARLというブランドをご存知でしょうか。ヌアールと読みます。2016年から展開している比較的新しい国産のブランドです。中国との間で産業機械や電子部品の貿易を行う国内企業エム・ティ・アイが展開しています。

ナチュラルサウンドを実現するHDSS搭載

この機種の大きな特徴としてはHDSS(High Definition Sound Standard)を搭載していることです。HDSSはアメリカのTBI Audio Systemsが提唱している音響技術で、これを導入することによって、どんな環境においても人間にとって心地よい自然な音質表現を実現するとされています。

HDSSがどのような性質をもたらしているのか、僕にはわかりませんが、たしかにこのイヤホンの音質はどちらかというとウォーム傾向で耳当たりが良いです。

なおNT01シリーズでHDSSを搭載しているのはこの機種と上位機種のNT01AXで、NT01Lは搭載していないので注意が必要です。

NT01との差は充電ケース

このモデルはNUARL NT01のマイナーバージョンアップバージョンとなります。NT01は充電ケースが大変不評だったので、その点を早速改善したようです。NT01の充電ケースは接触不良やケースのバッテリー切れでイヤホンが電源ONになって放電してしまうなど充電効率の悪さが指摘されていましたが、充電容量を改善することで対応したようです。ワンタッチで開閉が可能になり、便利になりました。ケース自体の構造はそれほど変わっていませんので、接触不良の放電は起こるかも知れません。

操作性は高い！

僕がこのイヤホンで気に入ってる点は操作インターフェースがタッチパネルじゃないことです。サイドボタン式で反応も良く、この点だけは大変使いやすいです。

通話品質

マイク品質は価格を考えると普通くらいだと思います。価格なりといったところに思います。

バッテリー

連続再生時間はイヤホン単体で5時間、バッテリー込みの最大再生時間は17時間です。スペック的には標準的な水準を充分満たしていると言えます。

音質

音質はフラット傾向です。印象としてはウォームで耳当たりがよく、音場はやや広く感じられ、長時間再生しても聞き疲れしにくいのが大きな特徴です。ちなみにHDSS被搭載のNT01Lという下位機種がありますが、こちらの音質は低域がもう少し強い印象になっています。低域好きな人はそちらのほうがむしろ気に入るかも知れません。

防水性能

防水性能はIPX4です。これは小雨程度なら使用可能なスペックですが、生活防水レベルで水没には対応しません。

IPX4とは、防水に関する保護等級の1種で、「あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない」ことが求められます。その為に、半円式の散水装置にて各散水口当たり0.07ℓ/分の水を鉛直方向から、両端180°までの角度で10 分間散水した際に、浸水がないことが確認された場合、認められます。一般的にIPX4を満たしていた場合、生活防水を果たすことができているとみなされます。そのため、屋外盤などの雨水が当たることがある場合には、一般的にIPX4を満たしていれば問題なく使用できると言えます。ただし、豪雨地帯などの場合では、1段階上のIPX5を満たしておいた方が良いと言えます。
https://www.maesyou.com/glossary/ipx4/

コストパフォーマンス

音質を考えるとコスパは悪くありません。接続性が若干悪く、右側のイヤホンが途切れやすい欠点がありますが、バッテリー品質の問題は改善され、だいぶ使いやすくなっています。しかし1万円ちょうどくらいのNT01に比べて高めの値段設定は気になります。実質的な差は少ないので、音質だけ楽しむなら安くなっているNT01を選んでも良いでしょう。