【レビュー】おすすめの完全ワイヤレスイヤホン:Nuheara IQbuds

2019年5月30日

Nuheara IQbuds

Nuheara IQbuds
【送料無料】 NUHEARA フルワイヤレスイヤホン IQbuds IQBS1【ワイヤレスイヤホン】

この完全ワイヤレスイヤホンはオーストラリアのオーディオブランドNuhearaが出しています。あまり耳慣れないブランドですけど、それもそのはずで、どうもこのIQbudsが彼らの初めての製品になるようです。元々は英国の光学機器メーカーに補聴器を提供していたということが会社のホームページに書いてあります。補聴器メーカーあるいはその関連企業がオーディオに乗り出すというのは珍しくありません。有名なのは米国のEtymotic Researchで元々聴覚テストや難聴患者向けの製品を作っていましたが、ミュージシャン向けに製品を提供して一躍オーディオメーカーとして有名になりました。同じような成功を求めて、Nuhearaが世に問うたのがこのIQbudsです。

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今回は人気のワイヤレスイヤホンの中から、実際に使ってみて特にコスパが高いと思われる機種を紹介します。去年までの完全ワイヤレスモデルの傾向というと、低価格帯完全ワイヤレスモデルはあまり質が良いものがなく、有名メーカー製は高すぎて高嶺の花という感じでした。しかし、2018年になると有名メーカー製もラインナップが充実し、低価格モデルは洗練されて、中にはメーカー製と渡り合える実力派も出てきました。今日は皆さんに、より抜いた粒ぞろいの実力派イヤホンたちを紹介します。  なお、めんどくさい人は「一番のオススメは?」のところから確認してください。 5000円以下のオススメモデル  この価格帯は完全ワイヤレスイヤホンとしては底辺で、エントリークラスになります。安いモデルは3000円を切る価格からありますが、一定の実力があるモデルは3000円以上のモデルがほとんどです。 Dudios Zeus Ace Zagzog TWS-M3 Eleoption N09 Orit OR01 MEBUYZ E18 SRUIK D09 TaoTronics SOUNDLIBERTY 53 GUSGU GSG-T10 Enacfire Future Plus  この機種は EnacFire Future のマイナーチェンジバージョンでイヤホン本体にはほとんど改良が加えられていません。充電ケースだけ、モバイルバッテリー機能付きの大容量のものに変更されており、いわゆる「モンスタースペック」系になりました。Futureの弱点が最大再生時間の短さだったので、この変更は適切に思えます。  音質はFuture譲りの重厚感のあるフラットサウンドで、SoundPEATS系イヤホンに多い、低域重視サウンドです。高域は比較的おとなしく、どちらかといえば低域が張り出してライブ感を強調します。没入感の高いサウンドで外音遮断性が高めなので、外出時に音楽に没頭したい人にはおすすめできます。 UENO WA-X1(F8) FEYCH NB-T01 Hiyoo A66(A8-C5) EnacFire E18 plus  E18 Plusという名前ですが、 Future Plusと違って元となったE18がどの機種かは不明です。 MEBUYZ E18の可能性もありますが、音質やデザインにかなり変更が加えられているので、イヤホン本体は Future と大差なかったFuture Plusと違ってほとんど別機種です。  音質的にはフラットに近いですが、低域はやや抑えめで、中高域以上にフォーカスがあります。そのため、ハイファイ感がある見通しの良い透明感のある音質になっているのが特徴で、現代的なEDMやアイドルソング、アニソンと相性が良いです。  この価格帯では珍しく、高音質コーデックaptXに対応しているのも特徴で、通信安定性が高めです。

これだけは言いたい!高すぎ!

おすすめのイヤホンですが、僕はどうしても我慢できないので、一つだけ文句を言う必要があります。この製品の日本での販売価格は4万円近くします。しかし、アメリカでの販売価格は200ドルを切っています。いくら円安だからってこの格差は、あまりにひどいんじゃないでしょうか。この製品は日本のamazonのカスタマーレビューではほぼ絶賛されていますが、アメリカのamazonでは半額くらいなのに酷評の嵐です。このことは覚えていた方が良いかも知れません。人間には、高いモノほど良いモノだと勘違いする悪い習性があります。

より高機能なIQbuds BOOSTという上位機種があります。こちらはアメリカでは499ドルで売られていますが、日本では約9万円です。冷静になる必要があるでしょう。

IQbudsはアメリカではBOSE SoundSport Freeに比べて20~40ドル程度高いだけでほぼ変わらない値段で売られています。日本でBOSE Soundsport Freeは2万5千円あれば買えます。

ヒアスルー機能の開拓者でトップランナー

Nuhearaが優れていたのは完全ワイヤレスイヤホンという分野でのヒアスルー(外音取り込み)機能の開拓者となったことです。ただし単なるヒアスルー機能であれば他のイヤホンにもあります。Nuheara IQbudsが他と違うのは、専用のスマホアプリを使って自らの聴覚能力に合わせた最適な音楽環境を細かくカスタマイズできるというところにあります。

Nuhearaは単なるヒアスルーではなく、ノイズキャンセリング(騒音抑制)とヒアスルー(外音取り込み)のバランスを個人に最適に調整した環境を提供してくれます。これを彼ら自身はスーパーインテリジェントノイズコントロールと名付けています。Nuheara IQbudsはこの点で他の完全ワイヤレスイヤホンでは全く代替が不可能です。この調整機能には「オフィス」「レストラン」「ストリート」など使用状況に最適化された7つのプリセットもあらかじめ用意されています。

通話品質

音声通話も良好です。高いだけのことはあり、聞くにも話すにも明瞭感のある通話環境をあなたに提供してくれます。

バッテリー

イヤホンは単体で3.5時間の連続再生時間を実現しています。バッテリーを含めると16時間程度の稼働を約束しています。充分な長さと言えるでしょう。

音質

音質は高く評価されています。低音の深さ、中高域の明瞭性は多くのレビュアーが賞賛しています。僕の印象でもこのイヤホンの音質はかなりレベルが高いです。しかしそれだけではないんです。前にも述べたように、このイヤホンには音質調整機能が豊富に用意されており、自分に合った好みの音を見つける楽しみもあります。

防水性能

防水性能についてはIPX等級が不明確なのでわかりませんが、Nuheara自身やプロレビュアーはアウトドアスポーツで使用しても問題ないと太鼓判を押してくれています。僕には根拠がよくわかりませんが、少なくとも小雨の中で使っても問題ないくらいの防水性能があるようです。

コストパフォーマンス

繰り返すまでもないと思いますが、日本国内に限って言えば最悪です。唯一最大の欠点です。

耐久性に難あり

日本のamazonカスタマーレビューは賞賛の嵐なのであえて無視して、アメリカのamazonカスタマーレビューの★1★2の低評価を覗いてみてください。この商品の欠陥と耐久性の欠如に対する怨嗟の声を聞くことが出来ます。耳に当たる部分のラバー箇所の耐久性の問題、バッテリーの品質問題が指摘されています。これらの使用者の声に耳を傾けると、この機種を選ぶには幾分慎重さが必要です。必要以上に高い買い物になるかもしれません。

まとめ

この製品が出た当初、あまりにも高価な医療用補聴器の代わりとして使えるかもしれないという期待がありました。この点については難聴の傾向の違いにもよるようですが、難聴の使用者からの好意的な意見と否定的な意見が入り交じっています。おそらく難聴者も含め一部の人に驚くべき音楽体験を提供していることは間違いありません。音質についても高く評価する声が多いです。

医療用補聴器の代替となり得るなら、値段は安すぎると言えますし、完全ワイヤレスイヤホンとして見るならば、現状の値段は高すぎます。

Nuheara IQbuds

7.1

装着感

7.5/10

バッテリー

7.5/10

通信品質

8.0/10

防水性能

5.0/10

高音

8.5/10

中音

9.0/10

低音

9.0/10

コスパ

2.5/10

Pros

  • 自分に合った最高の音質に調整できる
  • 精度の高いヒアスルー機能

Cons

  • コスパが悪すぎる
  • 耐久性に問題あり

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