【レビュー】おすすめのイヤホン:Campfire Audio SOLARIS
ANDROMEDAに代わるCampfire Audioの新たなフラッグシップモデルがSOLARISです。
ビルドクオリティ
SOLARISのデザインはこれまでのANDROMEDAやATLASに比べて大きいものになっています。ビルドクオリティはこれまでの機種と比べても良好な印象です。
金色と黒色の組み合わされた非常に高級感のあるデザインは、価格にふさわしい外観といえるでしょう。
仕様など
製品仕様
https://www.mixwave.co.jp/dcms_plusdb/index.php/item?category=Consumer+AUDIO&cell002=Campfire+Audio&cell003=SOLARIS&id=200
イヤホン筐体(フェイスプレート) 24金 フェイスプレート
イヤホン筐体(ボディ) ガンメタルPVD処理を施したアルミニウム筐体
イヤホン筐体(ノズル) ステンレススティール
ドライバー ハイブリッド型(Hybrid型)
ドライバー数 4 ドライバー
ドライバー構成 Low/Mid(ダイナミック型) x 1, Mid(BA) x 1, High(BA) x 2
A.D.L.C コーテッド 10mm ダイナミック型ドライバー + バランスドアーマチュア型ドライバー
採用技術 Tuned Acoustic Expansion Chamber (T.A.E.C.)
Polarity Tuned Chamber
周波数特性 5Hz – 20kHz
感度 115 dB SPL/mW
インピーダンス 10Ω(at 1kHz)
ケーブル導体 純銅銀メッキ導体
ケーブル長 約120cm
イヤホン端子 ベリリウム銅加工されたMMCX端子
入力端子 3.5mm ミニ端子
付属品 Super Litz Cable
Campfire Audio Leather Earphone Case
Campfire Audio Lapel Pin
イヤーチップ(シリコン, フォーム, E-Type イヤーチップ)
クリーニングツール
保証書(1年間)
音質
ANDROMEDA譲りの精彩のあるボーカル表現は満足できます。中域の空間表現にとくに妙味があります。
低域は量感的にさほど強調されません。しかし深みのある音響で丁寧に重低感を出し、ディテールも適切でドラムとベースの描き分けも丁寧です。積極的に前面に出てくることのない低域ですが、広大なサウンドフィールドを感じさせる空間表現の下地を作ります。
中域はボーカルポジションを前面に押し出し、楽器をその後方と周囲に広く配置する優れたステージングを持っています。ANDROMEDAに比べると、より活力的な響きがあり、若干アグレッシブです。
高域はANDROMEDAと同じく優れた拡張を持っていますが、かなり煌めきのある繊細なディテールを持っています。中音域のステージングが丁寧なせいか、フォーカスは適度に拡散されており、満遍なく音に焦点があるような見通し感があります。とくに高域は細かな音も丁寧に拾ってこれ以上ないくらいの緻密さを感じさせてくれます。
サウンドステージは上にも下にもよく拡張されており、とくに高域は暗いところはありません。幅も広いです。
コストパフォーマンス
この価格帯でコスパを語ることは適切ではありませんが、同価格帯を見渡しても十分に魅力的な機種であることは確かです。女性ボーカルに聴き応えを求めているのなら、選択肢として悪くないでしょう。
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