【レビュー】おすすめの中華イヤホン:TRN X6
格安IEMでお馴染みの中華メーカーTRNから1万円以内で6BA搭載という驚異のイヤホンがリリースされています。
ビルドクオリティ
値段が安いですが、意外とまともなビルドクオリティです。樹脂ハウジングにもチープさはなく、外観上は高級感のあるIEMに見えます。耳に当たる部分もしっかりケーブルカバーがされていて不快感が取り除かれています。
仕様など
製品パーラメント
amazonの商品ページ
ブランド:TRN
モデル:TRN-X6
プラグ:3.5mm
付け方:耳掛け式
ドライバー:12BA 12基バランスド.アーマチュア型ドライバー
コネクタ:0.75mm
周波数範囲:10Hz-40KHz
感度:96dB
インピーダンス:58Ω
カーラー:ブラック
リケーブル長:1.25m
重量:20g
同梱品:
イヤホン本体X1
イヤーピスX3
端子ケーブルX1
合格証X 1
保証書X 1
取り扱い説明書x 1
音質
この機種の特徴としては高いインピーダンスと低い感度に注目する必要があります。公式スペックでは感度は96dB、インピーダンスは58Ωとなっており、1万円以下ではかなり鳴らしにくいほうになります。スマホではやや力不足を感じるかも知れません。音質は6BAの割には分解能や解像感は高くなく、価格なりです。
低域はスムーズで、タイトな印象を受け、スピード感も充分に思えますが、音像はあまり明確でなく、ダイナミックレンジもよくない音に聞こえます。量感はあまりなく、深みに欠けるところがあります。
中域はやや出張るかまぼこ型になっており、音楽的なメリハリ感に掛けるボーッとした感じに聞こえます。聞き疲れはしにくいのは利点かも知れません。
高域はドライです。中音の上よりは奥まり、伸びが良くありません。多少派手さはありますが、薄っぺらい印象のある音です。
音場は広くもなく狭くもなくといった感じです。音像はややはっきりしません。音のディテールは全体的に価格なりで、中域だけ少し味わいを感じます。
コストパフォーマンス
6BAの割に安い価格に驚くかも知れませんが、音質は価格帯では平凡です。特にコスパが高い機種ではありません。
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