【レビュー】おすすめの完全ワイヤレスイヤホン:okcsc JYE E12
低価格な完全ワイヤレスイヤホンの中でも、機能性の高さとデザインのかっこよさ、装着感の良さから人気があるのがこの okcsc JYE E12 です。低価格の完全ワイヤレスイヤホンにも関わらず、ワイヤレス充電に対応しているので、Qi対応の充電器があれば置くだけのワンタッチ充電ができるのが便利です。
ワイヤレス充電できる!
冒頭で紹介したようにこの機種はワイヤレス充電ができるのが大きなポイントです。Qi規格のワイヤレス充電器があれば、その上に置くだけでケースに充電することができます。つまりいちいちケーブルをつなぐ煩わしさから解放されて、手軽に充電することが可能になります。
バッテリー性能
イヤホン単体で連続再生時間6時間、ケース込みで最大30時間の音楽再生が可能です。これは完全ワイヤレスイヤホンとしてはそこそこ良好なスペックで、少なくとも通勤通学に使うくらいの日常使用であれば、不足を感じない性能になります。
さらに充電速度が優秀でバッテリーの充電がすぐ終わるのも特徴で、20分充電するだけで3時間の音楽再生が可能です。
通信性能
通信性能も価格帯標準を満たしています。家庭内ではまず途切れることはありません。街中でも混雑する駅のホームなどでなければ、途切れを感じることはありません。通信品質は最新チップを搭載しているだけあって、少し前の完全ワイヤレスイヤホンからは段違いなほど改善されています。
防水性能
防水性能はIPX5相当です。多少水をかぶっても大丈夫という品質で雨中でもそれなりに使えるというレベルですが、水没耐性はないので水たまりに落とすと壊れる可能性があります。雨天時はなるべく使わないようにしましょう。
amazonのカスタマーレビューを見ていると、ときどきIPX5の製品でシャワーを浴びたら壊れたという書き込みを見ます。もしかするとブログなどでIPX5ならシャワーもOKと書いているものがあるのかもしれませんが、全くのでたらめです。基本的にはちょっと水が付く程度なら問題ないというもので、土砂降りなどには対応できません。
下が完全に勘違いしているカスタマーレビューの例。IPX5は水濡れするところで使える防水品質ではありません。それに仮に防水性能を満たしていても、温度や湿度によっては内部機器に悪影響を与えますから、風呂での使用はIPX7以上の高い品質のものを選びましょう。水没とか関係なしに。
[外来固形物に対する保護等級]
※いわゆる防塵性能
0級:特に保護がされていない
1級:直径50mm以上の固形物が中に入らない
2級:直径12.5mm以上の固形物が中に入らない
3級:直径2.5mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
4級:直径1mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
5級:有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形)
6級:粉塵が中に入らない(耐塵形)
[水の侵入に対する保護等級]
0級:特に保護がされていない
1級:鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形)
2級:鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形)
3級:鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形)
4級:あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
5級:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
6級:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
7級:一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
8級:継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)
https://www.goodspress.jp/howto/11516/2/
音質
低音も結構聞こえる、どちらかといえばドンシャリ系の音質になります。EDMやロックなんかを聴くのには悪くないでしょう。音圧もそれなりに感じられる音で、低音量でも音にメリハリ感があります。
なお商品説明で下のようにハイレゾ対応といってますが、ワイヤレスでハイレゾ対応は基本的に不可能です。なぜならハイレゾ音源を再生する機器としての認証を受けるには40000hzまでの周波数域の再生が必要不可欠ですが、ワイヤレスでは20000hz以上の信号はカットされます。LDACなどのハイレゾ相当(ハイレゾと同等ではない)の音質を実現するコーデックに対応しているなら話は別ですが、この機種は対応しておりません。
コストパフォーマンス
スペック的には標準を満たしており、コスパは悪くありません。デザインやQiワイヤレス充電に対応していることなどを考え合わせると、そうしたデザインや機能性を評価する人にはかなりコスパが高く感じられる可能性はあります。
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