【レビュー】おすすめの中華イヤホン:KBF MK4
KBF MK4には音質変更スイッチ付きとスイッチなしがあります。今回はスイッチなしモデルをレビューいたします。
ビルドクオリティ
パッケージはややチープで3万円近いイヤホンにしては高級感に欠けますが、イヤホン本体のビルドクオリティは良質です。
透明な水色のインナーシェルは内部をきれいに透かしてくれます。フェースプレートはかなり濃い青色で耳に付けても存在感を放ちます。このフェースプレートとインナーシェルの継ぎ目に不自然なところはなく、滑らかにつながっています。mmcxコネクタの取り付けも精度が高く思えます。
仕様など
モデル名:KBF MK4
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ドライバ構成:4ba
インピーダンス:30Ω
音圧感度:114db
応答周波数:20Hz-20000Hz
ケーブルの長さ:120cm
マイク有り/無し
本体カラー:クリア
音質
MK4の低域はそれほど持ち上げられてはいませんが、クリスプで比較的輪郭が分かりやすい音を提供します。アタックとディケイに優れたスピード感があります。重低感はあまり主張されません。そのため低域は若干明るめのキャラクターに感じられるでしょう。
MK4の中域にはアコースティックな充実感があります。ボーカルはなめらかでふっくらとした甘味があり、楽器音の自然な暖かみに包まれています。とくにアコースティックギターの色彩には温かみがあります。
高域はわずかにシンバルの尖りを強調しますが、音は滑らかに抜けています。スネアドラムとシンバルに素晴らしい空気感と輝きがあります。上の方ではスッキリとした清涼感を感じさせ、充分な拡張を感じられるはずです。
サウンドステージは奥行きよりも左右に広い印象を与えます。高域の抜けが良く、高さを感じさせますが、深さはそれhどでもありません。
コストパフォーマンス
4バランスドアーマチュアドライバー搭載で3万円以内という値段は魅力的かも知れませんが、似たような音質でより評判の良いROSE BR5 MK2がほとんど変わらない値段で買えます。
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