【レビュー】おすすめの中華イヤホン:DUNU DK-3001 Pro
DUNU DK-3001 PROは、人気モデルDK-3001のアップグレードバージョンです。以前のDK-3001では4ドライバー構成でしたが、5ドライバー構成にアップグレードされています。
ビルドクオリティ
DK-3001 Proはステンレス製で、シェルカラーリングは黒色です。mmcxコネクターを使用します。フェイスプレートには、ブランドロゴ、シルバーの縁取り、ベント穴があしらわれています。サウンドノズルは少し傾斜しており、かなり長めです。ビルドクオリティは高いと言えるでしょう。
比較的小さいサイズで、人間工学に基づいたデザインでになっており、快適なフィット感と疲労のないリスニング体験を提供します。遮音性は平均的です。
仕様など
ドライバ:
https://soundearth.jp/dk3001pro
超高域用Knowles製バランスドアーマチュア2基
中音域~高音域用Knowles製バランスドアーマチュア2基
低域用13mmベリリウムダイアフラムダイナミックドライバ1基
合計 5ドライバ
周波数:5Hz-40KHz
インピーダンス:20Ω
感度:112+-2 at 1k Hz
付属プラグ:スイッチングコネクタ対応 3.5mm/3.5mmPro/2.5mmバランス/4.4mmバランス
重量:16g
音質
DUNU DK-3001 PROは、ニュートラルに近いバランスのとれた音質を持つインイヤーモニターです。わずかに暖かく、淡い色調に感じられる音で、低域は非常に深みがあり速いです。中域は暖かみのある色調を持ち、中域と高域の上部はかなり柔らかく滑らかです。
低域
DK-3001 PROは一般に、低域の量感と強度、速度で優れています。低域は、非常に高速なトラックでも音楽を捕捉できます。このようにはっきりとした、すっきりした低音のプレゼンテーションを持っている機種はなかなかなく、どんなジャンルの音楽でもDK-3001 PROの低域はうまく演奏してくれるでしょう。
重低音は適度に拡張されており、量感に優れています。少し軽い感じで自然な響きがあり、低音の減衰は速く、敏捷性があります。低音は滑らかに描き出され、中低域は軽めであり、スラムはパンチを効かせて聞こえます。ベース音は、よくコントロールされた制御された明確なヒットを持っています。
中域
DUNU DK-3001 PROは、ニュートラルに近い、わずかに色付けされた、滑らかで音楽的な中域のプレゼンテーションを備えています。 低い位置の中域は、空洞感のない良好な量感を備えており、男性ボーカルはボディがある形でよく表現されます。高い位置の中域はよくブーストされ、前傾しており、魅力的な女性ボーカルパフォーマンスをもたらします。ボーカルは滑らかで魅力的です。 女性ボーカルはわずかにはっきりとした柔らかいチューニングにより、やや暖かみのある音楽的な調子で表現されていると言えます。明快かつのびやかで、刺さりや鋭さのような不快要素はありません。
楽器音も同様です。ギターはわずかに暖かく、低域が効いており、鮮やかな音色を備えています。ピアノも柔らかく、少し明るく、耳障りさがなく、きらめきは抑えられているのでギスギスした感じはありません。
高域
高域では、刺さりはありません。不快要素のない、楽しいリスニングを実現してくれる滑らかさがあります。適度な手がかりがあり、活き活きとした印象を与えてくれる、よく制御された高域表現があります。
高域の印象は一般的に柔らかいでしょう。 女性ボーカルからバイオリン、木管楽器に至るまで、非常に制御された、ソフトで活き活きとした音がします。それでいてディテール感があって風通しの良い雰囲気があります。メタル音楽のハイハットは少し背景に退いて聞こえますが、ヒットは的確です。クラッシュシンバルは少し高さに欠けて聞こえるかもしれません。
音場
音場は、適度な幅を持っており、定位感は良好です。適度な深さと高さを持っており、閉鎖的な感じではありません。
コストパフォーマンス
DUNU DK-3001 PROは楽しさと聞き心地によく配慮されたサウンドを持っているインイヤーモニターです。さらに付属品が豪華で、高品質のレザーケース、さまざまなイヤーピース、DUNUの特許取得済みクイックスイッチモジュラーコネクターを備えた優れたイヤホンケーブルなどのユニークなアクセサリーセットが揃っています。楽しい音のおもちゃ箱の一つで、物欲を十分に満たしてくれます。本体の音の完成度も高めです。ライバルはFiiO FH7/iBasso IT04などでしょう。
【HiFiGOレビュー】イヤホン Dunu DK-3001 Pro:サウンドテスト! – audio-sound @ hatena
DUNU DK-3001 Pro Earphone Hi-Res Beryllium 5 driver (4BA+1Dynamic) Hybrid Earphone ※この記事はHiFiGOから許諾を頂いて翻訳したものです。著作権はHiFiGOにあります。 元記事 Dunu DK-3001 Pro:サウンドテスト! プレミアムなチーファイ(chi-fi)*1 イヤホンといえば、Dunuは、そのサウンドと工作精度の両面で優れた品質を提供するプレミアムイヤホンの素晴らしいラインナップにより、真っ先に名前が浮かぶブランドです。 非常に好評を博したDunu DK-3001をベースに、Dunuは同じモデルの新しいバージョンをリリースしました。 そう、Dunu DK-3001 Proです。 そしてこのたびDunuからサンプル品が提供されましたので、パッケージ内容とその印象がかつてのDK-3001と同じかどうか報告したいと思います。 Dunu DK-3001Proは、Dunuのラインアップの中ではよりプレミアムなモデルである5基のハイブリッドドライバー構成のDK-4001により近く、DK-3001 proは、同様の5基のハイブリッドドライバー構成であることから、DK-3001のドライバー4基のハイブリッド構成とは異なっています。 おっとしかし、ドライバー構成や音質の確認に入る前に、Dunu DK-3001 Proの技術仕様について説明します。 技術仕様 ドライバー構成:4基のKnowles製バランスドアーマチュアドライバーと1基のベリリウムダイナミックドライバー インピーダンス:20Ω 周波数特性:5Hz~40kHz 感度:112dB ケーブル:1.2m単結晶純銅イヤホンケーブル(4種類のマルチ変換プラグつき) パッケージ Dunu DK-3001 Proのパッケージは、その最高の音質と同様に、驚くほどきちんとした梱包が施されています。 Dunuは、Dunu DK-3001 Proのイヤホンが描かれたきれいな白色の段ボール箱にイヤホンを納めていますが、そのイメージはハウジングを半透明にして、ハイブリッドドライバーユニットの内部ドライバ構造が透けて見えるようにデザインされています。 箱には、純正のKnowles製バランス型アーマチュアドライバーユニットが使用されていることを示すKnowlesのブランドロゴ、SpinFitとComplyのロゴが記載されており、両方のブランドのイヤーピースが同梱されています。 箱を開けてみると、まず「Designed by Dunu」と書かれたシートが目に入り、それを取り除くと、モジュラープラグコネクタを持つ4芯純銅ケーブルに接続されたイヤホンが収納されているのを確認できます。 ケーブル用モジュラープラグの上には、2.5 mmバランス、3.5 mmシングルエンド、3.5 mmバランス、4.4 mmバランスに対応する4種類のプラグがあります。イヤホン本体、単結晶純銅イヤホンケーブル、変換プラグセットが収納された上段部分を取り除くと、美しい緑の革製キャリイングケース、3組の灰色のシリコンイヤーピース、3組の黒色で赤軸のシリコンイヤーピース、そして耳の先端までノズルを拡張できるようシリコンガスケットリングが付属している、この中では品質が最も良好な4組のSpinFitカスタムイヤーピースが付属していて、装着感に関するあらゆる問題を解決することができます。 SpinFitはプレミアムイヤーピースブランドとして認知されており、そのイヤーピースをパッケージに含めることは非常に高く評価されるべきで、すべての人に適切な装着感を提供し、優れた遮音性と音質改善効果が得られます。また、Complyの低反発フォームイヤーピースが1組収納されています。 3.5mm→6.35mmの変換プラグも付属しています。 その他に、IEMにイヤーピースとガスケットリングを装着する方法についての様々なヒントが記載されたリーフレットが含まれています。 クリーニングブラシも付属しており、IEMに付いた耳垢を洗浄するのに大変役立ってくれます。 全体のパッケージの内容は次のとおりです。 Dunu DK-3001 Pro本体 ×1 4N単結晶純銅モジュラー付きケーブル ×1 革製キャリーケース ×1 モジュラー変換プラグ(2.5 mmバランス、3.5 mmバランス、3.5 mmシングルエンド、4.4mmバランス) ×4 3.5 mm→6.35 mm変換アダプター グレーのシリコンイヤーピース ×3 赤軸黒色シリコンイヤーピース ×3 カスタムSpinFitイヤーピース …
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