【レビュー】おすすめのイヤホン:Fender THIRTEEN 6

2019年6月21日

Fender THIRTEEN 6
Fender THIRTEEN 6
THIRTEEN 6 Flat Black

Fender Thirteen 6。この音は濃い。とにかく凝縮された密度感最高レベルの音を楽しむことができます。圧倒的量感に裏打ちされた圧倒的ダイナミクス。それがFender Thirteen 6です。

ビルドクオリティ

Fender Thirteen 6は独特の3層構造を持つやや大きめのハウジングを持っています。それが1基のダイナミックドライバーと6基のバランスドアーマチュアドライバーを内蔵していることを考えれば当然の大きさです。しかし、その見た目の大きさにも拘わらず、耳へのフィットはスムーズで高い遮音性を提供してくれます。

仕様など

カラー Flat Black
ドライバーユニット 13.6mm ダイナミック型 x1 + BA型 x6 (中域x2、高域x2、超高域x2)
周波数特性 8 – 24,000Hz
インピーダンス 34Ω±10% @ 1KHz
感度 112db @ 1mW
ケーブル Talon 2-Pinコネクター搭載 、ケーブル長:1.2m 
付属品 クリーニングツール, 6.3mm/3極 変換プラグ, ハードケース,フォームイヤーチップ(3サイズ), TPEイヤーチップ (4サイズ),ピック(AUDIO DESIGN LAB) x1,AUIDO DESIGN LABステッカー x1

https://www.aiuto-jp.co.jp/products/product_2340.php#2

音質

濃密で詳細なディテールを持っているサウンドを味わってみたいと思うなら、このイヤホンの他に選択肢はないかも知れません。

このイヤホンを聴いた途端に、低音域にここまで詳細なディテールが存在したということに驚かされるはずです。音は深く、深く地の底から湧き上がってくるように聞こえます。それも詳細なディテールを伴ってダイナミックに躍動しながら、迫ってくる低域です。低域に魂が宿る熱気が感じられます。このイヤホンがモニターイヤホンだということを忘れさせるほどです。その音はモニターという言葉に合うほどには分析的と言えるかも知れませんが、とてもモニターという言葉が感じさせるような客観的な音ではありません。

中域から上はさらにディテールが細かくなり、音場も頭を包み込むほど広く表現されます。音は耳の裏側からも立ち上がってきます。没入感が非常に高い音響です。熱狂と感動の篭もった音楽空間の中に意識を飲み込もうとしてくるほどに圧倒的な引力を持っています。

高域も自然で不必要な刺さりを感じさせずに、しかし情熱的な色を持っています。ギターの歪みがこの音域で非常に張り詰めた緊張感を保ちつつ、熱気のある空間に消えていくのを感じましょう。最高にロックです。

コストパフォーマンス

コスパは良くありません。真に情熱的な音楽を聴きたいと思ったらこれ以上はないというくらいのイヤホンです。マニアにしか必要ないでしょう。

Fender THIRTEEN 6

8.4

装着感

9.0/10

高音

9.5/10

中音

9.5/10

低音

9.5/10

コスパ

3.0/10

お気に入り度

10.0/10

Pros

  • 濃密なサウンド
  • パワフルで躍動的な低域
  • 詳細なディテール
  • 圧倒的没入感
  • ビルドクオリティが高い

Cons

  • 異様に高価
  • モニター的ではない