【レビュー】おすすめのイヤホン:Fender NINE

2019年7月7日

Fender NINE
Fender NINE
NINE Black Metallic

このイヤホンはエレキギターやベースで有名な「Fender」から出されている「PRO IEM」シリーズの1つになります。シリーズの中では最も求めやすい価格で、Fenderらしいボディの厚い低域とスピード感のあるエッジの利いた中高域でロック向きの音を楽しめるIEMとして好まれています。

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ビルドクオリティ

外観はシンプルで軽量なプラスチックが用いられてますが、よく見ると筐体を固定するビスのギアが味を出していてチープ感はありません。工作精度は高いです。

仕様など

カラー BLACK METALIC / OLYMPIC PEARL
ドライバーユニット 9.25mm ダイナミック型 x1
周波数特性 11 – 20,000Hz
インピーダンス 16Ω±10% @ 1KHz
感度 106db @ 1mW
ケーブル Talon 2-Pinコネクター搭載 、ケーブル長:1.2m 
付属品 クリーニングツール, 6.3mm/3極 変換プラグ, デラックスキャリングケース,フォームイヤーチップ(3サイズ), TPEイヤーチップ (4サイズ),クイックガイド

https://www.aiuto-jp.co.jp/products/product_2344.php

音質

印象的には典型的なドンシャリ系の音に聞こえます。低域ではパワフルサウンドを、高域では煌びやかなクリスタルサウンドを出すヴィヴィッドな色彩感を持っており、攻撃的でスピード感のある鮮やかなギターサウンドに合わせてキャラクタライズされているようです。

低域は強調がされていますが、ベースの質感も感じられるようにディテールが重視されています。ロック向きの深掘り感のあるベースで輪郭が強い音なので、膨らまずに力点が定まったパワフルなパンチを感じさせる音です。力強く精彩のある音ですが、支配的にならず、中域にはみ出しません。

中域は少し演出が抑えられ自然な音色に感じられます。低域の音を吸収するスペースのように感じられるくらいです。高域に向かうにつれ、色合いが派手になるところはあり、それはギターのクランチやディストーションを美しく見せてくれます。

高域は明るいサウンドを実現するために強調されていて、パリッとした明瞭性の高い音に調節されています。シンバルはシャープですが、エッジは刺さるほどではなく、むしろ刻みの良さで丁寧に個々の音の分離が表現されます。高域の質感は少し硬質で輝きの強いクリスタルサウンドになっており、この点だけ好みを分ける可能性があります。より暗いサウンドでロックを味わいたい人も多いからです。

コストパフォーマンス

単一のダイナミックドライバーで構成されているにも関わらず、ワイドレンジなのがFender NINEの特長です。ディテール感もありベースの精彩が楽しい低域と明るくシャープで煌めきに満ちた高域の組み合わせが最高にロックな音を奏でてくれます。外連味が強い音質なので、聞き疲れはしやすい傾向の音になります。

より詳しい情報

より詳しい情報については以下のレビューを参考にして下さい。

Fender NINE

8.7

装着感

8.5/10

高音

8.5/10

中音

8.0/10

低音

9.0/10

コスパ

9.0/10

お気に入り度

9.0/10

Pros

  • ビルドクオリティが高い
  • ロック向きのドンシャリサウンド

Cons

  • 外連味が強い