【レビュー】おすすめの中華イヤホン:qdc Fusion

2020年3月15日

qdc Fusion
qdc Fusion
qdc ハイブリッド型イヤホン Fusion QDC-7797

qdcは2015年に設立された中国のオーディオメーカーで、インイヤーモニターを専門としています。このFusionは、ブランド初のハイブリッドIEMとしてリリースされました。

【特集】2019年最新イヤピをご紹介[ePro Horn-shaped Tips/AZLA SednaEarfit Short/AZLA SednaEarfit Light Short/Fender SureSeal Tips] - audio-sound @ hatena

イヤホンの音質におけるイヤーピースの重要性が再認識されている  最近のオーディオ製品の主役といえば完全ワイヤレスイヤホンです。オーディオの売れ筋ランキングの上位が完全ワイヤレスイヤホンで占められることも珍しくない、というのが最近の傾向で、新たなオーディオブームの火付け役になっているとも過言ではありません。 ...

ビルドクオリティ

Fusionは樹脂シェルでハウジングが作られており、滑らかな質感があります。フェイスプレートはターコイズグリーンの大理石を意識したデザインになっています。左のフェイスプレートには、Fusionのモデルロゴとシルバーのブランドロゴが付いています。右側のフェイスプレートには、シルバーのブランドロゴが付いています。シェルは明るい青緑色で透明です。ノズルはわずかに傾斜しており、人間工学に基づいて耳によく馴染むデザインです。 ケーブルアダプタには2ピン0.78mmコネクタを使用しています。

仕様など

ドライバーハイブリッド型
ドライバー構成5ドライバー
Low x 1(dynamic) / Mid x 2 /High x 2
周波数特性10Hz – 20kHz
入力感度106dB SPL/mW
インピーダンス18Ω
イヤホン端子qdc社独自の2pin端子
ケーブル導体高純度銀メッキ銅導体
入力端子3.5mmミニ端子
ケーブル長約122cm
付属品Silver Plated Copper Cable
オリジナルレザーケース
イヤーチップ
クリーニングツール
保証書(1年間)

音質

パワフルで量感のある低域を求めているなら、qdc Fusionは選択肢に入ることはあまりないはずです。ニュートラルで少し明るいサウンドを持っています。

低域

Fusionには、適度に深い重低音はあります。機敏で、素早い鳴動が感じられます。中低域は、重量感があり、パンチの効いたボディを持っています。Fusionの低域の減衰は速く、質感は滑らかにレンダリングされます。低域は正確性を重視して表現されます。

中域

中域は正確できれいです。中域は焦点が当てられ、高い透明度を持っています。ボーカルは適切なレベルの存在感できれいに表現されます。Fusionの中域には優れた明瞭性があります。中域下部は中庸なボディを持ち、男性のボーカルが明確に表現されます。中域上部にはある程度の前進性があり、女性のボーカルは適度な存在感はありますが、よくコントロールされています。Fusionには自然で詳細な中域があり、ボーカルが心地よい感じで前面に聞こえてきます。

高域

高域は優れた拡張性を誇り、細部うまく表現されています。刺さりや尖りのない、制御された、かなり肉体的なプレゼンテーションがあります。空気感があり、風通しの良い感覚を提供してくれます。トップエンドには輝きがあり、少し明るく感じられます。高域は鮮明に定義されており、開放的です。

音場

Fusionは、適度な幅を持つ音場で非常に自然に拡張されています。奥行きもそこそこ良好です。ボーカルと楽器の適切な配置があります。

コストパフォーマンス

この価格帯のハイブリッドIEMの必然として、低域にパワフルさが求められますが、qdc Fusionは必ずしもその期待に応えてはくれないかもしれません。中域以上のプレゼンテーションはよく、広めの音場を持っています。見通しがよく、滑らかな中域と高域を持っており、聞き心地は安定しています。

qdc Fusion

8.5

装着感

8.5/10

高音

9.0/10

中音

9.0/10

低音

8.0/10

コスパ

8.0/10

Pros

  • ビルドクオリティが高い
  • 滑らかな音質
  • 音場が広い
  • 聞き心地が良い

Cons

  • 低域はおとなしめ