【レビュー】おすすめの完全ワイヤレスイヤホン:JBL UA Sport Wireless FLASH
映画館のサウンドシステムでもお馴染み、人気メーカーJBLからスポーツ向けの完全ワイヤレスイヤホンが出ました。それもスポーツウェアメーカー、アンダーアーマーとコラボして、その専用スポーツアプリも使えるという優れものです。
高いヒアスルー性能
最近のワイヤレスイヤホンやヘッドホンにはヒアスルー機能を備えているものがあります。ヒアスルーとはいわゆる外音取り込み機能のことで、マイクから人の声やアナウンス、周囲の乗り物の動作音など必要な音だけを拾って音楽と共存させることができます。
このヒアスルー機能は当然ながら、メーカーや製品毎に調整の仕方が異なり、場合によって調整が合わなかったり精度が悪いということがあります。しかし、このUA Sport Wireless FLASHには2段階の外音取り込み機能が用意されており、自分の使い勝手の良い方を使えますので、心配ありません。
良好な装着感
スポーツモデルということで、激しく運動しても大丈夫なよう、装着感もしっかりしています。イヤーフックで耳に引っかかる構造になっており、付け心地もきつくなく、良好です。
バッテリー性能
イヤホン単体で連続再生時間5時間、ケース込みで最大25時間とかなりのバッテリー性能を持っており、スポーツモデルとしては充分です。普通は3時間以上ぶっ続けでイヤホンを使うことはまずなく、ケースに入れながら使うことになるでしょうから、連続再生で4時間以上、ケース込みの最大再生で10時間以上持てば大抵は一日中使えるという判断で問題ないです。
ケースは少しかさばる
ただ、大容量のバッテリーを積んでいるせいか、ケースは少し大きめです。極端にかさばるというわけではありませんが、完全ワイヤレスイヤホンモデルとしては少し大ぶりです。
通信品質
接続はかなり安定しています。街中の人混みの中などでは少し途切れやすいところもありますが、ほぼ切断なしで使い続けることができます。
防水性能
防水性能はIPX基準で7等級と規格の実質最上位になります。IPX規格はIPX7まで基準が設けられており、メーカー独自にIPX7を越えた水準であると見なした場合、IPX8を名乗ることができるということになっています。したがって、このイヤホンは事実上IPX試験の最上級ランクをクリアしています。
IPX7の防水性能があれば多少の水没問題なく、水泳にも使うことができます。水場での使用が問題ないことはもちろん、風呂場で使うことさえできる機種になります。
[水の侵入に対する保護等級]
https://www.goodspress.jp/howto/11516/2/
0級:特に保護がされていない
1級:鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形)
2級:鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形)
3級:鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形)
4級:あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
5級:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
6級:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
7級:一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
8級:継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)
音質
JBLらしい低域が少し厚めのドンシャリなサウンドです。BOSEやSONYの低域が強い感じが好きなら、きっと好みだと思う音質です。ロックやポップス、アニソン、ダンスなどの元気の良い曲と相性が良く、スパイシーでノリの良い音響を奏でてくれます。
コストパフォーマンス
ライバルとなるJabra Elite Active 65tやBOSE SoundSport Freeに比べると安めの値段で手に入るのがお得です。ヒアスルー機能やバッテリー性能、高い防水性能などを考慮するとかなり使いやすくて魅力的な割に廉価で手に入る印象で、コストパフォーマンスは悪くありません。
より詳しい情報
より詳しい情報については以下のレビューを参考にしてください。
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