【レビュー】おすすめの完全ワイヤレスイヤホン:Anker Liberty Neo
Ankerから人気のLibertyシリーズに新機種が登場しました。その名も「Anker Liberty Neo」。新時代を予感させる語感の良いネーミングです。
「Liberty Lite」の後継機
この機種は「Soundcore Liberty Lite」の後継機になります。「Liberty Lite」は低価格で高音質を実現し、しかも軽量で持ち運びに便利ということで人気を博しました。この機種もさらに軽量になっています。
バッテリー品質
率直に言って物足りないです。イヤホン単体の連続再生時間3.5時間は不足感はそんなにないものの、2019年現在、価格帯で優れている品質ではありません。またケース込みの最大再生時間12時間も味気ないです。カジュアルユース向けの完全ワイヤレスイヤホンと言えます。
防水性能はIPX5
防水性能に関してはIPX5と充分に優秀です。防汗性能的にも充分で、スポーツ用途にも使えますし、少々の雨の中でも問題なく使えるくらいの品質があります。ただ水没には弱いので、基本的には雨中に使うものではありません。
[水の侵入に対する保護等級]
https://www.goodspress.jp/howto/11516/2/
0級:特に保護がされていない
1級:鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形)
2級:鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形)
3級:鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形)
4級:あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
5級:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
6級:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
7級:一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
8級:継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)
通信品質
前世代のLiberty Liteに比べてチップセットが見直され、通信品質は改善しています。前機種ほどの露骨な途切れはなくなりました。
音質
ドライバーにグラフェン素材を採用しています。Libertyシリーズは全体的に鮮明度の高いキラキラシャキシャキサウンドを奏でる傾向にありますが、このNeoも発色の良い音質で、明るく楽しい音の仕上がりになっています。中高域は快活ですが、低域に若干硬めの感触があるところが好みを分けそうです。
コストパフォーマンス
コストパフォーマンスは悪くありませんが、スペック的には少し物足りないです。音質は人気のAnkerらしい音で、軽量な使い心地のよい製品ですが、あくまでカジュアル向けといった作りです。インパクトに欠ける感じが若干あります。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません