【レビュー】おすすめのヘッドホン:Pioneer SE-M531

2019年7月11日

Pioneer SE-M531
パイオニア Pioneer SE-M531 ヘッドホン 密閉型/オーバーイヤー ブラック SE-M531 【国内正規品】

低価格で人気の高いパイオニアのポータブルヘッドホンです。皆様ご承知の通り、パイオニアの音響ブランドの実体はオンキヨーで、このヘッドホンは低価格ですが、オンキヨーらしく、ホームシアター向けになかなか迫力のある音が出るのが好まれています。

ビルドクオリティ

低価格ですが、さすがのオンキヨー品質、妥協はなく、細かく作り込まれています。さすがに材質は価格なりで他社と同じくらいプラスチッキーな感じが出ていますが、デザインに差を感じます。ヘッドバンドとかサイドが細かく造形されています。

装着感もよく考えられていて、厚みのあるイヤーマフが耳を優しく包んで圧迫感はなく、ヘッドバンドもきつすぎません。

仕様など

型番
SE-M531


形式
密閉型ダイナミック


再生周波数帯域
7 Hz ~ 40 000 Hz


インピーダンス
32 Ω


最大入力(JEITA)
1 500 mW


出力音圧レベル
100 dB


ユニット口径
φ 40 mm


接続コード
片出し3.5 m


プラグ
φ 3.5 mm ステレオミニプラグ


質量
215 g


付属品
φ 6.3 mmステレオプラグアダプター(金メッキ)
COLOR
BLACK (-K)

https://pioneer-headphones.com/japanese/others/se-m531.html

音質

ホームシアターを意識しているようで、低域盛ってます。そのせいか人によっては低域の影響が大きく、篭もって聞こえやすい印象を受けるかも知れません。映画やゲームではあまり違和感を感じないというか、むしろ迫力が増して臨場感が感じられて楽しいでしょうが、音楽向けには若干低域がうるさいバランスになります。かなり深掘りされた重低音が鳴るので、低域好きにはもちろんおすすめできますが、重低音をノイズとして感じやすい人には、音楽を聴くにはちょっと厳しいかも知れません。

コストパフォーマンス

ゲーム用や動画用ヘッドホンとして、迫力重視で楽しみたいならおすすめできます。やや低域が強いので繊細な方向性が求められるFPSでは少し感度が悪く、あくまでシアター感覚でゲームを楽しみたい人向けですが、手軽に迫力を楽しめるこの機種はコスパ優秀です。装着感も高い評価を得ています。

おすすめは爆発音が存分に味わえるクライムアクション系やヒーローアクション系の映画。ゲームならGTA(グランドセフトオート)みたいなゲームです。

Pioneer SE-M531

8.5

装着感

8.5/10

高音

7.0/10

中音

7.0/10

低音

9.0/10

コスパ

10.0/10

お気に入り度

9.5/10

Pros

  • 装着感が良い
  • コスパが良い
  • 臨場感のある低域
  • 良好なビルドクオリティ

Cons

  • 音楽用には低域がうるさい